サンシャインツアーHOME > 安全への取り組みについて
高速ツアーバス安全確保指針とその対応状況▼
安全運行協議会の設置▼
運行形態による高速バスの商品内容の違いについて▼
安全運行に関する外部サイト▼
2012年4月29日未明、関越自動車道にて高速ツアーバスの大きな事故が発生いたしました。亡くなられた方々のご冥福をお祈りいたしますとともに、お怪我をされた方々の一日も早いご回復を心よりお祈り申し上げます。
高速ツアーバス連絡協議会では、この事故を重く受け止め、二度と同様の事故を発生させないため、5月16日、「高速ツアーバス安全確保指針」を策定いたしました。当社といたしましても、同協議会会員として、同指針の遵守に努めてまいりますとともに、その対応状況について随時本ページにて公表してまいります。【2012年9月1日現在】
貸切バス事業者との関係について | 実施状況 | |
指針1 |
運行を依頼する貸切バス事業者について、貸切バス事業者の法令遵守及び安全確保の状況について事前に書面で把握する。 | ○ |
指針2 |
貸切バス事業者の選定に際し、「高速ツアーバス運行事業者リスト」(国土交通省)を積極的に活用する。 | ○ |
指針3 |
貸切バス事業者に対し運行を依頼する際には、交替運転士の配置を確認した上で依頼する。今後、関係行政機関の方針に従っていくものの、夜行運行で長距離(実車走行距離が450km 以上のもの)のコースについては、交替運転士の配置を必須とする。また、貸切バス事業者から運行指示書の写しまたはこれに準じる内容の電子メール等を入手し、交替運転士の配置状況を確認する。 | ○ |
指針4 |
運行当日出庫までに、実際に運行する車両の、所属会社名、車番、運転士の氏名、携帯電話番号(交替運転士を含む)を必ず把握する。 | ○ |
指針5 |
運行時間帯に常に連絡可能な緊急連絡先を貸切バス事業者に伝え、緊急時に速やかに報告を受ける体制を整える。 | ○ |
指針6 |
経路の変更、大幅な遅延、サービスの内容等の変更があった際には、貸切バス事業者からの報告を必ず受ける体制を整備する。 | ○ |
指針7 |
貸切バス事業者の安全確保状況に問題がある場合にはその是正を求め、是正されない場合は契約を行なわないこととする。 | ○ |
指針8 |
万一の事故の際には、貸切バス事業者と協力して状況の把握、被害者の救護などの対応に当たる。 | ○ |
指針9 |
上記の内容について、相互に書面にて報告、確認し、承諾する。内容に変更がある場合も同様とする。 | ○ |
利用者との関係について | 実施状況 | |
指針10 |
募集広告(サイト及び店頭)上にて、高速ツアーバス(募集型企画旅行)である旨を明記する。 | ○ |
指針11 |
前日までに、実際に運行する貸切バス事業者名を利用者に通知する。 | ○ |
指針12 |
出発前までに、全ての参加者の氏名、年齢、性別及び代表者の連絡先電話番号を把握する。 | ○ |
企画実施会社 | 指 針 1 |
指 針 2 |
指 針 3 |
指 針 4 |
指 針 5 |
指 針 6 |
指 針 7 |
指 針 8 |
指 針 9 |
指 針 10 |
指 針 11 |
指 針 12 |
株式会社ロイヤルホリデー | ○ |
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日本ユース旅行株式会社 | ○ |
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株式会社アリーナ | ○ |
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新日本ツーリスト株式会社 | ○ |
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中央交通トラベルクラブ | ○ |
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株式会社高知駅前観光 | ○ |
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サンシャインツアーでは、高速ツアーバスの運行の安全を確保するため、運行バス会社と安全運行協議会を設置して、運行の安全性の向上に取り組んでおります。年に数回の会議を実施し、高速バスツアーの運行の安全を確保するため、単なる発注者と受注者の関係にとまることなく、顔の見える風通しの良い関係を構築し、一体となって運行の安全性の向上に取り組むことを目的としております。
サンシャインバス安全運行協議会議事録(関西地区・関東地区総会)
サンシャインツアー福岡バス協議会議事録
『高速バス』には制度上、@路線バス会社による「高速乗合バス」と、A旅行会社による「高速ツアーバス」の2種類があり、利用者の契約の相手方がバス運行の安全確保にどこまで責任を負うのかなどの違いがあります。利用者から見た場合の主な違いについては下記の表をご確認ください。
高速乗合バス | 高速ツアーバス | |
---|---|---|
運行形態 | 高速乗合バス(路線バス) (※1) | 高速ツアーバス (募集型企画旅行) (※2) |
利用者の契約の相手方 | 路線バス会社 (※3) | 旅行会社 (※4) |
利用者との契約の性質 | 運送契約 | 旅行契約 |
利用者との間で適用される約款 | 乗合運送約款 | 旅行業約款 |
実際に運行を行う者 | 路線バス会社。予約時点で確定しています。 (※3) | 旅行会社から運行を依頼された貸切バス会社 (※5) 予約時点では確定していない場合があります。 |
運行車両 | 乗合バス車両です。 |
貸切バス車両で「貸切」の表示があります。 |
利用方法 | 予約制の便でなければ予約していなくても当日空席があれば乗車できます。 バス乗務員に運賃を支払うことができます。 |
事前に契約が成立している必要があり、旅行代金は乗車前までに旅行会社に支払います。 当日、バス乗務員に旅行代金を支払って乗車することはできません。 |
乗降場所 | 目印となるバス停留所標識が設置されており、乗降場所も決まっています。 | バス停留所標識は通常は設置されていりません。乗降場所が急遽変更される場合があります。 |
乗車までの手続 | バス停留所やバスターミナルから直接乗車可能です。 | 予約時に指定された時刻までに、指定された場所で受付をしなければ乗車できません。受付場所は専用駐車場や路上となることが一般的です。 |
運行の確実性 | 予約客が一人でも運行されます。 | 最少催行人員が設定されている便について、最少催行人員に達しなかったときは運行されない場合があります。 |
キャンセル時の取扱い | 払戻手数料が徴収されます。 <標準乗合運送約款の場合> 普通乗車券100円等 |
変更・取消の場合には所定の取消手数料が徴収されます。 詳しくは下記よりご確認ください。 ご予約の変更・取消について |
事故時の対応 (※6) |
事故処理や損害賠償は路線バス会社が行います。 | 事故処理や損害賠償は貸切バス会社が行います。 なお、旅行会社は標準旅行業約款に基づき補償金・見舞金を支払います。 (死亡時1500万円/入院2〜20万円/通院1〜5万円) |
【参考】
※1)道路運送法に基づく一般乗合旅客自動車運送事業としての運行
※2)旅行業法に基づく募集型企画旅行としての運行
※3)道路運送法に基づく一般乗合旅客自動車運送事業者
※4)旅行業法に基づく旅行業者
※5)道路運送法に基づく一般貸切旅客自動車運送事業者
※6)損害賠償債務が発生する場合
高速ツアーバスを企画実施する旅行会社(企画実施会社)、運行を担当するバス運行会社、主にインターネット上で受託販売する旅行会社が横断的な連携を図り、高速ツアーバス業界の安全性の向上を目指すとともに、国土交通省を始めとする関係省庁との協議を円滑に進める体制を整えることを目的とした協会。 | |
貸切バス事業者安全性評価認定制度は、日本バス協会において、平成23年度から運用を開始した、貸切バス事業者からの申請に基づく安全性に対する取り組み状況を評価・認定する制度です。認定を受けている全国の事業者を確認できます。 | |
高速ツアーバス安全通報窓口は、国土交通省による高速ツアーバスに関する企画旅行の広告表示や貸切バス事業者の安全性に関する情報について、利用者の皆さまからの情報を提供していただくため、高速ツアーバス安全通報窓口を設置致しました。 | |
国土交通省は、高速ツアーバスの安全確保に関する緊急対策の一環として、平成24年 7月18日から高速ツアーバス運行事業者リストを公表し、利用者へ各事業者の自主的な 安全の取組状況や最近の監査結果について情報提供しています。 |
主催:サンシャインツアー
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