装備・道具・持ち物についての質問
何をもっていけばいいですか?初心者で何をもって行ったらよいかよくわかりませんが?
雨具、防寒具、ヘッドライトは必須となります。富士登山の装備と準備のページを用意しておりますのでそちらでご確認ください。
どんな服装で行けばいいですか?どんな格好で行く方が多いのでしょうか?短パンTシャツサンダルでも大丈夫?
登山中はフル装備となりますが、五合目で着替えることができるので、行くときはどんな格好でも大丈夫です。バスプランの場合は各地の出発からしっかり装備の恰好をしている方は3割ほどで、3割は夏ということもあり海に行くような恰好で来られます。残りの方はふつうの恰好や寝やすい恰好などの方々です。レンタルセット付プランの方も、ほとんどの方は夏の普通の格好をされておられます。
持って行くと便利なものはなんですか?経験者からのアドバイスがほしいです。
あれば便利なものは一覧にしておりますのでそちらをご確認ください。便利なものはたくさんありますが、代わりに荷物が重くなります。そのバランスを考えてお持ちください。行動食も最低限にして売店で購入するというのも一案です。飛行機で行く富士登山ツアーなどでお申込みの場合は、酸素缶などは持ちこめませんので廃棄扱いとなりますので注意が必要です。あれば便利なものに記載があるもので不要なものはございませんが、持って行けばいくほど重くはなるので重さとの兼ね合いで考えましょう。
水はどのくらい持って行けばよいでしょうか?水は現地でも売っているようですが、登山中にどのくらいいりますか?
登山中はお水は最低1000ml(500mlペットボトル2本)は必ずお持ちください。登山途中何があるかわかりません。次の山小屋で購入しようとしていても買えない場合もありえます。できれば1リットルサイズや2リットルサイズよりも500mlサイズが便利です。登山中でも水分補給できますし、ザックの横にも突き差せます。家から持って来なくても途中サービスエリアや五合目でも販売しておりますが、五合目以上での販売は富士山価格となりますのでご了承ください。心配性でたくさん持ってくる方もおられますが、重くなりますので体力的なバランスを考えてお持ちください。最低でペットボトル2本です。
着替える場所について教えてください五合目に着替える場所はあるのでしょう?無料ですか?
富士吉田五合目、富士宮五合目では着替える場所がございますのでそちらをご利用ください。御殿場ルート商品では御殿場五合目では着替える場所がありませんが、入浴施設(花の湯)でお着替えしていただけます。
荷物を預かってくれるところはありますか?登山に不要な帰りの入浴セットなどの荷物はどうすればいいですか?
お申込みツアーのWEBページ内に、荷物を無料で預かるツアーかどうかの記載がございますので、まずはご確認ください。たとえツアーで荷物を預かれない場合でも、富士吉田五合目にはコインロッカー(有料)があり、富士宮五合目には施設がないので麓の花の湯のロッカーで荷物預かり(有料)があります。
繁忙期にコインロッカーがなくなりませんか?という問い合わせもありますが、コインロッカー自体は結構たくさんありますが、もしもコインロッカーが一杯で荷物を預けることができない場合は、現地で係員もしくは添乗員にお伝えいただきましたら五合目施設で預かれるよう手配させていただきます。
雨具を忘れましたが…どうすれば?うっかり雨具を入れ忘れておりました。この場合は登山出来ないですか?
基本的には雨具の装備なしで来られた場合、雨が降ってきた時点でリタイヤということになりえます。標高が高くなると、それにつれて気温も低くなります。不用意に雨に濡れてしまうと体力の消耗が激しく、最悪低体温になる可能性もあります。忘れてしまった場合は、添乗員もしくは係員にお伝えいただければ、できる限りレンタルの手配などの補助をさせていただきます。また、あまりに軽微な雨具(100円ショップのポンチョなど)でのご参加は御遠慮頂く場合があります。
登山靴を忘れました…もしくは乗り場で壊れましたが…どうすれば?玄関にくつを忘れてきました。その場合は登山できないですか?
登山靴に履き替えるつもりで、軽装備な靴(サンダルなど)で来られた場合、うっかり靴を忘れられる方がおられます。そのままの靴ではツアー参加できませんので、現地五合目でお買い求め(富士吉田五合目のみ販売あり)頂くか、レンタルを利用することとなります。大変なのが、五合目で着替えているときに忘れていることに気がついた場合です。販売またはレンタルをご利用いただくのですが、ギリギリの場合は用意が間に合わない場合があります。ですので、ツアー参加受付時にお荷物に忘れ物がないか一度ご確認ください。
靴が壊れるというケースもシーズン中に1、2件あります。かなり前に購入し、そのまま一度も履かずにトレッキングシューズを持って来られたり、かなり使い古したシューズの場合、まれに靴底がはがれたりするケースがあります。登山開始前であれば販売もしくはレンタルで対応できる可能性がありますが、登山開始中の場合は最悪の場合は途中リタイヤをせざるを得ない場合があります。(山小屋にガムテープがあれば靴をぐるぐる巻きにして対応する場合などもありますが非常に危険であくまでも緊急対応です。)
必ず事前に履き歩いて靴自体をご確認ください。
7月・8月に登山をするのですが、防寒着って必要ですか?暑いそうですが、必要でしょうか?
必要です。日の出前の富士山頂上では真夏でも気温が0度近くなる場合があります。登山口の五合目と山頂の気温差は昼間で9度、夜間では13度以上になります。雨や風の場合は体感温度がもっと下がるため、十分な防寒着を持参する必要があります。
また防寒着は基本的に休憩中に着用します。登り始めると暑くなってくるため、防寒着は使わず少し寒いくらいで歩き始めるとちょうどよくなります。